備えあれば憂いなし
ある日突然、空にこんな編隊が飛来したら・・・・
俺は背筋の凍る恐怖を感じるだろう。
でも、これは幸いにして陸上自衛隊の編隊飛行。
もちろん戦時中ではなく平和ボケしてる日本では、
こんな敵編隊が飛来してもその恐ろしさを解らない人が大多数かも知れないな。
戦闘ヘリの攻撃力は実に凄まじいものがある。
陸上自衛隊にも、こいつに発見されたら戦車といえどもアウトという、
対戦車戦に優れたコブラもいれば、
陸上部隊や友軍僚機と組んで電子戦を展開できる攻撃ヘリ
アパッチ・ロングボウも配備済だ。
このローターの上のタンコブみたいなのが高性能レーダーね。
国外への攻撃兵器を持つことが憲法上許されていない日本だけれど、
防衛上の装備としてはそこそこなレベルだったりする。
03式中距離地対空誘導弾(発射機)
155mmりゅう弾砲
今となっては2世代前の旧式だけど本土では実質主力となる74式戦車
普段、なかなかその実態を知ることが出来ない自衛隊。
もちろん戦争だけでなくこの前の東日本大震災でも出動し多くの人命を救ったり、
復旧活動にも大きく貢献していた。
国にとって大きな災害発生時にはとても頼もしい重要な存在だと思うんだけど、
その割には自衛隊の実態って一般の人はあまり認識がないように感じる。
記念式典とか駐屯地を解放したお祭りみたいな行事も実施されているんだけど、
地元周辺にしか浸透せず、なかなか広がらないのは広報不足も否めないかな。
また、火器や武器を扱う特殊な存在だから機密保持、安全確保等の観点からも、
安易に自由に公開することができない難しさもあるだろう。
今まで長く平和で豊かな状態が続いている日本においては、
戦争なんて他人事であって自分達が戦争に巻き込まれる危機意識は
まったくといっていいほどない。
なので余計に自衛隊とか防衛に関しては無意識、無関心なのが実態なんだろうな。
だけど、こうして日々厳しい訓練に耐えながら備えている自衛隊員が数多くいることは
頼もしい限りだし、一般の人であっても、もっとその実態を知るべきなんじゃないかと思う。
みんなの目に触れないところで、自国防衛の為、災害発生等の
緊急出動時の為に、がんばってる自衛隊員が数多くいるんだってことをね。
「備えあれば憂いなし」まさに自衛隊に良く似合う言葉かも知れないなぁ。
by white-rain
| 2011-10-10 10:53
| 星の数々