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星の数ほど興味津々

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海・月・車・わんこ・女 を愛する男のブログ

怒りの思い出

さっき不意に衝撃的な記憶が蘇ってしまった。。。
あまり思い出したくないショッキングな体験だったけど、
せっかく思い出したので、書いてみようと思った。
ちょっとリアルなんで、気の弱い方はこの先を読まないでね。

俺、19歳の時、此花区の43号線である交通事故に遭遇したんよ。
神戸に向って走ってる時、後ろから限界走りで俺を抜き去った車。
それがすぐ前方で分離帯に接触しスピンして横転数回の
大事故を起こしたんよね。

車の原型は崩れ、破片がそこら中に散乱して大破してた。
俺はすぐに車を止めて救助に走った。
運転席に近づき正直、死んでるかと思った。
ドライバーの額がフロントガラスを突き破り深く突き刺さった
ままだったから。

幸いなことに頭蓋骨でガラスは止まってたようで、
声を掛けたり叩いたりしてたら、ドライバー自ら
意識が復活し、ガラスに刺さった頭を自分で抜き顔を上げた。

するとちょうどガラスの厚み分だけ額がざっくりと
左右に深く裂けて、その傷全体から血が噴出すように
出血し始めた。
俺はもう一人の救助の人と共に彼の体を抱きかかえ、
車外に出し、とりあえず路肩の安全な場所まで二人で
なんとか引きずり出した。

この時、酒臭い・・・・・彼は日本酒の匂いがプンプンしていた。

俺達は彼の血が衣服につき、まるで、怪我人みたいに
なってたようやけど、気にもせずなんとか助けたいという
思いだけで必死になってたよ。

携帯のない時代、しかも事故の場所は
自動車専用道路の長い橋の上。
俺はもう一人の人に彼を見守ってもらい、隣の車線を
事故を見ながらゆっくり通過していく車の列に向った。

俺はその車のドライバーに橋を下りたら救急車の手配を
お願いしようと思って、手を上げて止まってくれるように
ジェスチャーしながら近づいた。

俺が近づいていくと減速して事故を眺めていた乗用車が走り去る・・・
それも1台だけじゃない。 2台、5台、6台・・・
やっと長距離トラックが通りかかり、止まってくれた。

事情を説明すると、わかったっ!ちゃんと救急車呼んだるから任しとけ。
みたいに答えてくれて走り去った。
その後も、念の為にもう一台、今度は絶対逃がすかぁ。。っと
思って進路を強引に体で塞いで車を止めて同じことをお願いした。

激しい痛みと酒の酔いからか、暴れる彼。
その顔は額が異常に腫れて、
出血した血が乾き、その上にまた新たな血が流れ渇き・・
を繰り返して、どす黒く凝固した血で覆われてしまい、
人間とは思えない程の形相になっていた。
彼の周囲の路面はほんま血まみれ・・・・
この時、人ってこんなに血が出ても死なんもんなんやとわかった。
救急車が来るまで、途中で救助に加わった人と3人で
彼を暴れないように抑え、なんとか救急車に乗せることができた。

その後、彼が無事に生きたのか死んだのか?
俺は知らない。 だって通りすがりなんだから。
救助が終わってすぐにとっとと帰ったし。
警察に協力までする気は、当時の俺にはなかったしね。

ただ、帰りの車の中で俺は涙が溢れて止まらんかった。
俺が衝撃的だったのは、事故でも彼の怪我でも形相でもない。

血みどろの大怪我をしている人がいる。
その事故現場に遭遇し事故を眺めて認知している。
それなのに、助けを求めてちかづく俺を見たとたん、
逃げるように走り去る・・・  

人のすることか!? 目の前で人が死に掛けてるのに?
なんと、非情な人間の多いことかと、愕然となったんよ。

俺、今でも最初に走り去った車の人の顔は覚えてるよ。
街でもし会ったらシバいたる。。。って思ってたし(笑)。
まさか逃げるなんて・・・俺にはあまりの衝撃やったんでな。

それが若かった俺には、悔しくて悲しくて、
腹の底からめちゃめちゃやり場のない怒りが
込上げてきて、どうしようもなく涙が止まらんかった。

今日、そんな体験をなぜか思い出してしまったョ。
せっかく思い出したんやし、書いてみようかと(;´∀`)ゞ。

こんな場面に遭遇したら絶対に逃げずにできることをしよう。
じゃないと必死で助けを求めてる奴に一生恨まれるぜ(^_-)-☆。
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by white-rain | 2005-11-22 20:59 | なにげに思うこと